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2010年8月22日 - 2010年8月28日

2010-08-25

メモ帳の話

いつもズボンやシャツのポケットにメモ帳を入れて持ち歩いている。
この習慣を始めたのは数年前だ。なにか気づいたり思いついたりしたとき、それを忘れないうちに書き留めるようにするためである。
僕はたいへん忘れっぽい。昔より忘れっぽくなったとは言いたくないのだが(そうかもしれないけど)、少なくとも、忘れっぽい自分というのをかなり自覚するようになった。トイレで「あ、あれやっとかなきゃ」と思いついて、出たときには、「あれ、何か思いついたけど何だったっけ」というようなこともよくある。
まあ、そんなに簡単に忘れてしまう以上、たいして重要でないことなのかもしれないが、気になって精神衛生上良くないので、とにかく書き付けておく。
あくまで一時的な記録であって、なるべく早いうちにしかるべき場所に転記するのが前提。書く内容に分類はまったくせず、とにかく何でも雑多に書き込んでゆく。後から見ると一時の気の迷いとしか言いようのないメモだって多いから、それは速攻で廃棄する。

じつはこの習慣は、文具屋でダイゴーの「すぐメモ」というメモ帳を見つけてから始めた。
手のひらに収まる小ささで、鉛筆まで付いている。縦開きで、書いたメモはミシン目から切り離すことができる。
小さくて軽く、着ているもののどこかのポケットに入れておいてもあまり邪魔にならない。縦開きなのも、書きやすくて良い。そして、筆記用具が付いているのがミソ。これだけでメモ用の道具として完結している。
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メモ帳に付属の鉛筆は脇にくっついてます。

このメモ帳はたいへん良くできた商品だと思うのだけれど、長い間使っているので最近、ちょっと飽きてきた。
それで気分を変えるために、他のメモ帳を物色してみたところ、ロディアのNo.11が目にとまった。
ロディアのメモ帳を使っている人は多いと思うのだが、No.11はそのラインナップの中でも一番小さい。「すぐメモ」より縦横がさらに小さいのだ。その代わりというべきか、厚みは少しある。
見た目はいかにもブロックメモという感じ。
100825memo02

ロディアの紙質は、「すぐメモ」よりちょっとざらつきがある感じがする。ミシン目は「すぐメモ」よりも切りやすい。ただしロディアには残念ながらペンホルダーがない。
そこで先日、ペンホルダーのついたカバーを買ってしまった。200円もしないメモ帳に大袈裟なカバーをつけるのもどうかと思ったけれど、飲んだ帰りで、酔っぱらって気が大きくなっていたというのもある。
100825memo03
大阪パンチの一例。

革製で、それなりの厚みがあって、携帯性を少し損なうが、ポケットに入れてみたところ、許容範囲ではある。カバーの裏に切り取ったメモを挟めるポケットがあるのが便利。
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ちなみに、このように書いたメモの多くは、Web上で管理している。ToDo項目はcheck*pad、備忘録の類はIDEA*PADを使っている。どちらも同じ作者のサイトだ。
ネットの繋がる場所であれば、どこからでも見ることができる。だから仕事のこともプライベートのことも一緒くたに書いておく。Check*Padは毎朝項目を指定アドレスにメールしてくれるのがありがたい。
では、ネットに繋がらない場所に行ったらどうするのか? そういうときは、こんなToDoやら覚え書きやらのことを忘れてしまうに限る、ということにしている。

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2010-08-24

大阪パンチ

高校生の頃、誰かに連れられて、八ヶ岳の標高2000メートルの高原に「美ヶ原高原美術館」という美術館に行った。たぶん何人か友人も一緒だったと思う。
美術館といっても、基本的に作品は屋外に展示されていて、高原の爽やかな空気を楽しみつつ作品を鑑賞するという趣向になっている。
展示されていた大半の作品は忘れてしまったが、今でも覚えている作品が一つだけある。赤い鉄骨で作られた、少し閉じたコンパスのような格好をした作品で、全長が3メートルくらいだろうか。「オオサカパンチ」という表題がついていて、「雀を撃つのに大砲を持ち出す」という副題?が添えられていた。
それはあまり大砲には見えなかったし、作品の価値も僕にはわからなかったけれど、添えられた表題が妙に面白くて、印象に残った。
それ以来しばらく、一緒にいった友人たちとの間では、大袈裟なことをしたり、無駄に高スペックな道具を使ったりすることを、「大阪パンチ」と表現するのが流行った。
じつは今でも時々、心の中でこっそり「これじゃ大阪パンチだな」とか呟いていたりする。

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さっきネットで調べてみたら、いまでもその作品は展示されている。
  http://utsukushi-oam.jp/sakuhin.html
上記サイトの6番目がそれである。写真もあって、そうそう、こういう形だったと懐かしくなった。記憶と違っていたのは、「雀…」のくだりが全部カタカナで、しかもそれが正式タイトルだったということ。それに、この作者がベルンハルト・ルジンブールというスイス人だというのにも驚いた。てっきり、日本人だと思っていたのだ。高校生の僕は、作者のことなどまるで意識していなかった。

この不景気で、あんな一風変わった美術館などとっくに閉鎖されたのではないかと思っていた。機会があったら、また訪れてみようかな。あの時わからなかった作品の意味も、今なら少しはわかるかもしれないし。

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