03_楽器にまつわる話題

2019-05-03

ガット弦を追加購入

先日、グレッチのオールドウクレレにガット弦を張ってみた記事を書きましたが、弾けば弾くほどこの弦が好きになってくるのです。じつは手元にlow-G用のガット弦セットもあったので、ふだんLow-GにしているGストリングのスタンダードロングネックにも張ってみました。

Gstring_with_gutstrings

いい。とてもいい。

どういいのかなかなか言葉では説明しにくいのですが、音に柔軟性があるというか、弾き方と出音がしっくりリンクしている感じがするというか…。楽器がよく歌ってくれる気がするのです。

で、追加でガット弦を注文してみることにしました。
かつては茅ヶ崎にあるムジカ・アンティカ湘南さんで購入したんです。ここはいろんな古楽器用のガット弦を扱っているんですが、なんとウクレレ用のセットもあったんですよね。

ところが今みてみると、ウクレレ用のガット弦はほとんど品切れになっている…。(2019年5月3日現在)

ウクレレ用にガット弦を買うような酔狂な人、滅多にいないんでしょうね。かく言う僕も、前に買ったのはたぶん5年以上前だし。
しかしながら、ガット弦自体は入手できないわけではない。ウクレレ用のセットが販売されてないなら、自分で適当な弦をセレクトして買うまでです。

というわけで、ウクレレ用にはどんなゲージがいいのか考えてみました。参考にさせていただいたのは、古楽器奏者でギター奏者でもある竹内太郎先生のサイトです。(この方の演奏、一度生でみたことがありますが、風貌もあいまって本当に格好いいんですよ。)
このサイトの中にガット弦についての記述があるのですが、もちろんウクレレに適したゲージの説明などはありません。でも、ウクレレはスケール・調弦的にはビウエラという楽器に近いところがあります。そして、ビウエラ用のガット弦の説明ならある。そこで、この記述を参考にして、とにもかくにも合いそうな弦を注文してみることにしました。
注文先は、Gamut Musicというアメリカ合衆国のミネソタ州にあるお店です。このお店も、上記の竹内先生のサイトで紹介されていました。
支払いはPayPalでOK。便利な時代になりましたね。

 

さて、実際に張ってみるとどんな感じになるのやら。今は、商品の到着を首を長くして待っているところです。

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2019-04-20

ガット弦を張ってみた

Gretch_with_gutstrings

棚の中からかなり以前に買ったウクレレ用のガット弦(羊の腸で作った弦)が出てきたので、グレッチのオールドウクレレに張ってみました。
この楽器は1950年代に作られたもので、入手してから半年くらい経ったころに表板が割れてきたのをリペアショップで直してもらったのです。テンションの高い弦を張るのが怖いので、これまでGHSを張って全音落としてました。
ガット弦を張ってみた印象ですが、体感としてはテンションが低いです。体感に過ぎないので当てにはなりませんが、気分としては、レギュラーチューニングにしても楽器を壊す可能性が低そうで、安心できます。
音はサスティンが少なく、高い倍音も少なめ。軽いが落ち着いている音という印象です。
実際の音に興味がある方は、動画でどうぞ。

後ろで妻が服を畳んでいたり、最後の方で子どもがシャボン玉遊びをせがんでいたりと、生活感丸だしな感じですみません(^ ^;。

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2016-01-21

湿度調整剤

ウクレレ用の湿度調整マットを新調しました。
買っておいて言うのも変ですが、こういうの、本当に効果あるんでしょうか。
なんとなく、オマジナイみたいなものという気もしなくはない。

 

160117

 

あと、このパッケージのウクレレの絵って、なぜか1弦だけ種類が違うようですね。
あるいは、サウスポー仕様のローG調弦か。

 

 

 

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2015-01-03

美的小

本を読み返すと、いろいろ発見があるものです。
かなり昔に読んだ九鬼周造の『「いき」の構造』を、この年末に読み返していたら、初読時にはやりすごしていた、ドイツの心理学者・哲学者リップスのこんな言葉が引用されているのが目に留まりました。

 

「崇高なるものに対してまったき対立を示すのは、美的に小さなもの、簡単に手を出せるもの、心軽やかに、楽しみながら取り組ませるものである……この楽しみながら行うものは、心的生活のなかに軽やかな波動を起こす。そしてまたこの波動が何ものにも邪魔されないで持続するときには、軽やかで屈託のない愉悦という独特の感情が生じる」*。

 

いまの僕には、これはまさにウクレレのことのように思えるのです。

 

* 九鬼周造『「いき」の構造』、「五「いき」の芸術的表現」より。

 

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2014-04-13

完全防水ウクレレ

ネットで衝動買いしました。BugsGearというブランドのウクレレで、全部プラスチックで出来ています。「Aqulele」という名前がついているのは、水に濡れても大丈夫というアピールでしょう。これなら海に持っていって弾けるかな…などと考えて買ってしまいました。
深みはないですが、それなりにちゃんとした音が出ます。音程もまあまあのようです。電子チューナーがおまけで付いてきました

 

Aqulele

 

 

 

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2013-07-31

新しいナイロン弦ギター

最近、新しいギターを買いました。

 

A60cwe

 

アリアのA-60CWEというモデル。ナイロン弦ギターです。
僕はアントニオ・ロペスというブランドの手工ギターを持っていて、ステージでギターを弾くときはそれを使うのですが、ふだん部屋ではケースに入れています。
温度や湿度の変化をケースが和らげてくれるからです。しかも弦は4度分ほど緩めてます。
まあ、わりと高いギターなので、大事にしているわけです。
しかしギターの練習をしたいときやアレンジをするときに、手元にすぐ弾けるギターがないと困る。
いちいちケースから出して調弦するのは面倒くさいですから。
で、僕や弟が子どもの頃から弾いていたクラシックギターが、たまたま僕の部屋にある。「手もとギター」としてそれを使っていたのですが、これが長期に亘る粗略な扱いのためにネックが順反りしており、弾きにくいったらありゃあしない。
これはもう思い出のために取っておくギターであり、現役で使うもんじゃないと思ったわけです。
ちょうど7月にソプラノ歌手の人の伴奏をすることがあって、ちょっと真面目に練習をする必要がありました。いい機会だと思ったので「手もとギター」を新しいものに変えることにしたわけです。

 

このA-60CWE、見た目はとても綺麗で雰囲気があります。でも音はまだ生硬な感じ。トップは単板ですから弾きこめばだいぶ変わるでしょう。
低音は輪郭のはっきりした音がしっかり出る印象です。高音の出は、あまり良くない。これは弾きこんでも変わらないかもしれません。ピックアップ付きですから、明らかにクラシック曲を演奏するためではなく、ボサノヴァなどで歌の伴奏に使うという目的がメーカーの念頭にあると思われます。ならば低音域、中音域がしっかり出るのが望ましい。もちろん全部の音域がバランス良く出るのが理想ですが、この値段のギターでそこまで期待するわけにはいきません。
ナットの仕上げももう一歩の感じ。弦高が高いわけではないですが、1フレットは若干の弾きにくさを感じます。しかし量産品というのはそういうものでしょうね。一つ一つ丁寧に調整する高価な手工ギターのようなわけにはいきません。値段を考えれば十分及第点でしょうし、詳しい人に調整してもらえばずっと良くなると思います。
この手のナイロン弦ギターは、ネックの幅がスチール弦ギター並みに細いことがあるのですが、この楽器は普通のクラシックギターと同じ幅です。選択に際しては、この点も重要ポイントでした。

 

サウンドホールから覗くと、マイクがボディの中に設置してあるのが見えます。他に、ピエゾも仕込んであります。この二つを混ぜてライン出力の音作りができるという点が、このギターの一つの売りです。しかしまだ試していません。
今年の春には屋外で歌の伴奏をギターで弾く機会がありましたが、またああいう機会があるときには、活躍してくれそうです。

 

ところでこのギターを買った1週間ほどあと、ギターケースが壊れました。
ファスナーがダメになって、閉めておくことができなくなってしまったのです。
出先でそうなったので、手ぬぐいで縛って応急処置をして、その足で楽器屋に向かいました。
ギターに散財したばかりで懐が痛かったですが、背に腹は代えられません。新しいケースを買いました。

 

Guitar_case

 

これまで使っていたケースより軽くて、運搬はなかなか快適です。

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2013-01-22

バリトンウクレレ

最近、ちょこちょこバリトンウクレレを弾いています。

 

Bariuku

 

この楽器は昨年11月、ヤフオクで入手しました。オークションで楽器を買うのはちょっとリスキーなのですが、メーカーがギターで有名なギルドで、しかも値があまり上がらなかったので、落札してしまいました。
ギルドのウクレレというのは珍しいですね。このバリトンは60年代に作られたもののようです。

 

バリトンウクレレの調弦は、ギターの高音側の弦4本(1~4弦)と同じ。見方を変えると、ギターから低音弦2本を取り去ったものともいえます。
テナーウクレレより二回りほど大きく、ウクレレというより小さめのギターといった印象を持つ人も多いようです。正直なところ、中途半端なサイズの楽器という感じも否めません。これは「不自由なギター」に過ぎないのではないのか。ウクレレ的なトリッキーなストラムをするには大きすぎる。音も軽やかでない。しかしギター的に弾くには、低音弦が足りない。

 

それでも、この楽器には捨てがたい味があります。ギターにはない、しかし標準的なウクレレとも違う、どんよりした「緩さ」がある。
先日、ちょっとしたコンサートでジャズスタンダードを歌う人の伴奏に使ったのですが、このダルい音色が音楽に合ったのか、なかなか好評でした。
奏法としては、やはりウクレレ的なアプローチの方が有効で、あんまりベース音にはこだわらないのがよい気がします。僕がよくやるコードソロなんかは、4本の弦(もしくは4コース)でないとやりにくいですから。
弦が多いことから来る自由もあれば、少ないゆえの自由もある。バリトンウクレレを弾いていると、そんなことを考えます。

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2012-02-01

ハイパー譜面台

ホールディングプレートという商品を買いました。
120201hplate

 

譜面台につけて、こんなふうに使います。ギターのカポやチューナーなどを置けて便利。
120201hplate2

 

さらに、卓上用の譜面台というのも買いました。
120201musicstand

 

これとホールディングプレートを合わせると、こんなことができます。
120201musicstand2

 

2段の譜面台。譜めくりが大変な曲のときのために。

 

まだ実際にこうやって使ったことがないので、はたして実用的なのかどうか不明です(^.^;。

 

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2011-08-17

ギタロンもどき

話が前後しましたが、先日ヤフオクで落札したギタロンのような、そうでないような妙な楽器のことを書きます。

 

110817guitaron01 落札価格1万1000円也。

 

ギタロンは本来、メキシコで使われるベース楽器で、ギターのような形をしていますが、サイズはギターよりかなり大きいのが普通です。
(参考:ウィキペディア

 

しかるに、私の手元に届いたこの楽器は、大きくないです。ギターよりでぶっちょですが、丈はむしろ短い。
110817guitaron02 この写真ではわからないですが、胴がかなり深いです。

 

サウンドホールから中のラベルをみると、「KAZUO YAIRI」と書いてあります。K.ヤイリのHPには、「日本のメーカーで初めてギタロンを作った」とあります(1983年)。これがその楽器なのでしょうか。
中にはもう一つラベルがあって、「NIIBORI GUITAR」と書いてあります。新堀ギターはギターオーケストラのベース楽器としてギタロンを取り入れているので、この楽器もそのために製作されたのでしょう。

 

もっとも、新堀ギターでは現在、本来のサイズのギタロンにエンドピンをつけた楽器を用いているようで、ギターのように抱えるのでなく、チェロやコントラバスのように立てて弾いています。
一方、このギタロンもどきは、お尻にエンドピンがついてストラップがつけられるようになっているので、抱えて弾くのが正解のようです。

 

それにしても、ネックが短い。ポジションの感覚は、ギターというより「大きめのウクレレ」です。
フレットはありません。あまりアテにならないポジションマークがついています。
そして驚いたことに、方向としてはまるでコントラバスのような音が出ます。
ただし、音量はずっと小さい。
(……のですが、夜中にぼよんぼよん弾いていたら、ツマにうるさいといわれました。低い音なので気づきにくいですが、思ったよりは大きい音が出るようです。)

 

ウクレレやギターとの二重奏くらいだったら、非常に良いベース楽器になりそうです。
一度、7人ほどのコーラスと合わせてみましたが、録音を聞く限り、それなりに聞こえてました。

 

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2011-08-09

ギタロンもどきの弦

先日ヤフオクで落としたギタロンもどき、ギタロン用の弦をわざわざ取り寄せたのですが、太すぎてぜんぜんブリッジの穴に通せない。仕方ないので、ツマがなぜか持っていたリーマーを借りて、それで穴を広げます。

 

110808 強引。

 

なんとか張ってはみたけど、テンションきつくて弾けない。テンションがきついというより、弦が硬い。チューニングが済んでも、巻きグセが取れてないくらい。
それでようやくこの弦ではダメなのだと気づき、コントラバスギター用の弦を取り寄せました(そういうギターがあるんですね)。これはずっと細くて、難なく張れたのですが、今度はテンションがゆる過ぎる気がします。これでいいのだろうか。なんとなくベースっぽい音は出てますが。
もともと張ってあった弦はサビサビでそうとうくたびれていたのですが、じつはそれが一番良かったかもしれません。
すでに買った2セットの弦の料金が、本体の落札価格を超えてしまいました。

 

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